キトラ古墳壁画発見40周年記念 切り絵御朱印の販売 ※予定枚数の販売を終了いたしました
キトラ古墳壁画発見40周年を記念して、切り絵御朱印を数量限定で販売いたします。
牽牛子塚古墳・高松塚古墳に続く第3弾は、キトラ古墳壁画に描かれている四神や出土品などをモチーフに制作されています。今回も、切り絵作家・望月めぐみ氏に手がけていただきました。
※各史跡をイメージしたオリジナル御朱印「飛鳥乃余韻」も販売中です!詳細はこちら
【望月めぐみ氏より】
この切り絵御朱印は、1983年11月7日のキトラ古墳壁画発見から40年の記念として制作されました。石室に描かれた四神、天文図、日月図、そして出土品の金具や琥珀玉などをモチーフにデザインしています。
国内では四神の壁画が唯一揃ったキトラ古墳。南壁に描かれた朱雀は、盗掘の穴が石室の隅だったことから、千数百年の時を超えて現在に伝わりました。天井には天文図が描かれ、世界的にも古く貴重な例です。これらの壁画は東西南北の方角を意識して描かれており、当時の人々の宇宙観を伝えています。
また、十二支像の古墳壁画は国内では他に発見されておらず、とてもめずらしい図像です。2023年春には、X線の解析画像が新たに公開され、そこには予想されていたものとは逆向きに顔が描かれた巳像の姿がありました。将来はより技術が進んで、現在解明されていない他の図像も見えてくるのではと期待しています。40周年の節目の年に、未来が楽しみになる出来事でした。
壁画発見から40年の記念として、明日香村と皆様をつなぐご縁として、このキトラ古墳切り絵御朱印を大切にしていただけましたら幸いです。
販 売 日 | 1/20~なくなり次第終了 ※600枚限定 ※予定枚数の販売を終了いたしました |
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価 格 | 2,000円(税込) |
販売場所 |
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【場所】
明日香村役場 1階ホール
【期間】
2月9日~2月29日
【作家プロフィール】
望月めぐみ(切り絵作家)
東京学芸大学在学中より切り絵作家として活動開始。京都在住。一枚の紙を刻んで生まれる切り絵特有の緊張感のある透過美を活かし、寺院や茶室といった伝統建築における大型のインスタレーション作品を多く手掛ける。
テーマは古今東西の神話や思想。京都を中心に歴史遺産に学び、人間の普遍の精神性を現代作品として再創出する。また、素材への関心から国内外の紙漉きの取材を続けている。著書「平安絵巻の素敵な切り絵」(PHP研究所)。スイス切り絵協会会員。
http://www.mochime.com/
冬のあったかメニュー
史跡や御朱印めぐりの合間に、あったかメニューでホッと一息。村内周辺の飲食店では、さまざまなあったかメニューを楽しんでいただけます。