石神遺跡
石神遺跡は明日香村埋蔵文化財展示室がある一帯に存在する遺跡で、発掘調査で掘立柱建物群や方形池などが見つかっている。
石神遺跡(いしがみいせき)
石神遺跡は明日香村埋蔵文化財展示室がある一帯に存在する遺跡で、発掘調査で掘立柱建物群や方形池などが見つかっている。明治35年~36年には噴水機能をもつ須弥山石や石人像といった石造物が遺跡の一角から掘り出されている。
これまでの調査成果から石神遺跡は大きく斉明朝,天武朝,藤原宮期の三時期の遺構が明らかとなっている。中でも斉明朝の建物群は当時、蝦夷や外国人使節をもてなし、服属儀礼や饗宴を行う飛鳥の迎賓館であったと考えられる。