遺跡篇・石像物コース

ルート概要

明日香村内に点在する謎の石造物。いつ誰が何のために作られたのか、未だはっきりしないものもありますが、その存在は心のふるさと明日香と切っても切れないものなのです。かれらは、あなたをいつでもやさしく出迎えてくれるでしょう。このコースではそんな石造物の数々を巡って頂きます。

ルート詳細

全行程 6.2キロメートル(所要時間 2時間)

猿石 → 亀石 → 二面石(橘寺) → マラ石 → 酒船石 → 亀形石造物 → 須弥山石・石人像(飛鳥資料館内)

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猿石

遺跡篇・石造物コース明日香村下平田、欽明天皇陵の横、吉備姫王の墓の中に4体の石像があります。猿石と呼ばれるこの石像物は、江戸時代、近くの水田の中から掘り出され、現在の場所に移転されたとする記録が残っています。その愛くるしい表情から訪れる人を楽しませ、歴史への想像力を掻き立たせる彼らは、そういう意味からすれば立派なエンターテイナーなのかもしれません。
毎年11月5日には地元で猿石祭が行われ、お菓子や果物などが供えられます。また高取城跡にも似たような猿石が存在しています。

亀石

遺跡篇・石造物コース長さ3.6メートル、幅2.1メートル、高さ1.8メートルの明日香村を代表する石像物で、平安時代頃より亀石の名称で親しまれていたそうです。一体いつ・だれが・何のために作ったのかは定かではありませんが、条理の境界、川原寺の境界を示す説など多数あります。
現在彼は南西を向いていますが、西を向くと大和盆地が沼地になってしまうなどの伝説が残されています。

二面石

遺跡篇・石造物コース橘寺境内にある高さ1メートルほどのこの石像物は、裏表に人の顔のようなものが掘られています。それぞれ善と悪を表しているんだとか。もとよりここにあったものではなく、庭園の飾りの一部だったのではないかと言われています。

マラ石

遺跡篇・石造物コース国営飛鳥歴史公園祝戸地区入口付近にある高さ1メートルほどのこの石は、男性器を模ったものと見られます。そこから西にある山、通称ふぐり山と一対をなしているのではと言われているそうですが、いずれにせよ明日香村にはこのように性器を模ったものがいくつか存在し、古代性器信仰の証ではと言われています。

酒船石

遺跡篇・石造物コース溝が掘られた長さ約5.3メートル、幅約2.3メートルのこの巨石は、庭園に水を引く為のものだとか、酒や油を絞るのに用いられたとか、最近発見され話題になった亀形石造物と併せてこの辺一帯が祭祀の場であったのではなどの諸説がありますが、果たして真相は。皆様はどう思います?個人的には溝の模様が数年前にイギリスなどで話題になったミステリーサークルに似ているような気がするんですが。

亀形石造物

遺跡篇・石造物コース古くから亀は長寿の象徴であり、神の使者として崇められてきました。そして2000年1月、時を計ったかのように彼は現在に蘇ったのです。何の為に彼が存在しているのか諸説がありますが、浦島太郎を竜宮城に連れて行った亀と同じく、彼も私たちを古代への時間旅行に連れて行ってくれるのではないでしょうか。もしかして同一亀(人)物?

石人像(左)・須弥山石(右)

遺跡篇・石造物コース明治時代に石神遺跡から発見されたこの二つの石像物は、一時期、東京国立博物館にあったそうですが、現在は飛鳥資料館入口にあります。いずれもその構造からみて庭園の噴水施設だったのではと言われています。
須弥山石は高さ約2.3メートルで、須弥山とは仏教の宇宙の中心にそびえる高い山のことだそうです。

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