盟神探湯

所在地

甘橿巫神社(高市郡明日香村豊浦)

開催日

奈良県高市郡明日香村豊浦 甘橿巫神社で行われている儀式。
盟神探湯とは、古代の呪術的裁判方で、宗教・法律・道徳が未分化で、呪術的観念が支配的な文化段階において正邪を判別するために用いられた方法である。多民族的にも類似の風習が見られるが、わが国の実例は允恭天皇紀に「一の氏蕃息りて、更に万姓と為れり、其の実を知り難し。故、諸の氏姓の人等、沐浴斎戒して、盟神探湯せよ、とのたまふ。即ち味橿丘の辞禍戸岬に、探湯瓮を釜に入れて煮沸し、中に手を入れて焼け爛れざるものは正しいとする裁判である。この釜は平城遷都後、甘橿の地哀運にむかったので神社が現在地に移遷されたときに釜も共に運ばれたが弘仁(810年)以降いつのまにか失われてしまった。現在は、豊浦、雷の両大字が氏市となり例祭には故事にちなんで"ササ"を用いて盟神探湯の儀が行われている。

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